大谷欠場のド軍、“初陣”飾れず12失点　由伸0封も後続炎上…25歳は頭部直撃で交代

カブスとは3月18、19日に東京開幕シリーズを戦う

■カブス 12ー4 ドジャース（オープン戦・日本時間21日・グレンデール）

　ドジャースは20日（日本時間21日）、アリゾナ州グレンデールで行われたカブスとのオープン戦初戦を戦い、12失点で大敗した。先発の山本由伸投手は2回途中無失点と順調な仕上がりを見せたが、後続の投手陣がこぞって炎上。3月18、19日に東京開幕シリーズを戦う相手に黒星発進となった。

　ドジャースはこの日からオープン戦が開幕。先発は東京ドームでの開幕投手が内定している山本が務めた。先頭をスプリットで空振り三振に仕留めると、その後は連打でピンチを背負ったが、切れ味鋭いカットボールで窮地を脱した。1回2/3を投げて3安打無失点2奪三振、27球で19球がストライク、最速96.6マイル（約155.5キロ）だった。

　しかし、山本降板後から投手陣が崩れる。3回からマウンドに上がったボビー・ミラー投手は、対戦2人目の打者が放った初速105.5マイル（約169.8キロ）の打球が頭部に直撃。そのままベンチへ退いた。代わってマウンドに上がったジャスティン・ジャービスは3安打4失点を喫し、この回一挙6失点。その後もカブス打線の勢いを止められず、12点を献上した。

　ドジャース打線はムーキー・ベッツ内野手、マックス・マンシー内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手と一部主力が出場。マイナー契約で加入した通算169本塁打のエディ・ロサリオ外野手が2回に先制2ランを放ったが、主力が退いた後は打線が繋がらず、4得点にとどまった。

（Full-Count編集部）