巨人の壮絶サバイバル…残り“1”に逸材ズラリ OB指名、2人のドラ1&大型左腕

西舘、平内、赤星、横川、堀田、又木ら若手が争う先発6番手
巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、巨人の先発ローテーションの6番手を予想した。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。現時点での有力候補に西舘勇陽投手ら3人の名前を挙げた。
リーグ連覇を目指す巨人の先発陣は戸郷翔征、山崎伊織、井上温大、フォスター・グリフィン、田中将大の5人がほぼ確定。残り1枠を若手が争う構図になっている。
候補に挙がるのは昨年のドラ1右腕・西舘や、2020年のドラフト1位・平内龍太、赤星優志、横川凱、堀田賢慎、又木鉄平ら。阿部慎之助監督が先発6番手は「3人で15勝」というプランを掲げていることを受けて予想を展開した。
現時点での評価は「難しい。ちょうど疲れている時期でもある。まだ分からない。開幕まで1か月あるし、何が起きるか分からない」。そう話した上で挙げたのが西舘、堀田、横川の3人だ。
まずは16日の練習試合で3回無失点だった西舘を「スピードはまだまだ出る。フォームが安定して1年間活躍できる」と称賛。2019年ドラフト1位で昨年3勝の堀田については「遊び心を持って投げることが必要。視野が広がってピッチングの幅が広がる」と課題も指摘した。
190センチの長身左腕・横川は「思い切り上から投げるようになった。タワマン投法。いい角度で投げられている」と評価。「今の時点では」と前置きし、その3人が「名前が挙がってくる筆頭」とした。
いずれも飛躍が期待される逸材。「(3人以外にも)1か月後、(調子が)上がってくる選手もいる。いい競争がまだまだ繰り広げられると思う。楽しみですね」と期待していた。