「つば九郎」担当者死去で…グッズ売り切れ続出 「急激なご利用の増加」で最長3か月待ちも

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」【写真:小池義弘】
ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」【写真:小池義弘】

球団が出荷遅延、在庫不足の可能性を告知

 ヤクルトのマスコット「つば九郎」の担当者が死去したことを受け、球団は21日、つば九郎関連グッズの出荷遅延、在庫不足が発生する可能性があると発表した。

 球団は公式HPで「現在、つば九郎関連グッズを非常に多くのお客さまにお求めいただいております。生産や出荷体制について強化を図っていますが急激なご利用の増加により、出荷遅延や一時的な在庫不足が発生する可能性があります」と伝えた。

 オンライン公式ショップについては「急激なご利用の増加に伴い、在庫がある商品をご購入いただいた場合においても、出荷まで通常よりも多くのお時間をいただきます。また、商品はご注文いただいたすべての商品が揃い次第の発送となり、分納などは承れません」などと報告。「お客さまにはご不便、ご迷惑をおかけしますがご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」としている。

 つば九郎グッズは欠品が続出しているとし、入荷までもっとも日数を要するのは「つば九郎抱っこぬいぐるみ(特大)」「お座りつば九郎(大)」「お座りつば九郎(小)」で、5月下旬と記載されている。

 1994年4月にデビュー以来、本塁打を打った選手とのパフォーマンスや、フリップボードを使った少し毒舌なジョークで、ファンから愛されたつば九郎。球団は19日に公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました」と発表し、当面の活動休止を発表。球界全体に悲しみが広がっている。

(Full-Count編集部)

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