大谷翔平と共闘前にド軍退団…30歳の苦悩 新天地で拒否された18億円契約、続く“試練”
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マーゴがブルワーズとマイナー契約…米報道
昨オフにトレードでドジャースに加入し、2か月でツインズにトレード移籍したマニュエル・マーゴ外野手が、ブルワーズとマイナー契約を結んだと米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じている。キャンプに招待選手として参加する。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムズ氏は、ヘイマン記者の報道に言及する記事を掲載した。マーゴはキャリア序盤は外野の3ポジション全てこなせる「高級な守備的野手だった」と触れ、2016~2021年の6年間で、守備指標の1つであるDRS(同じ守備機会を同じポジションの平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標)が41だったことにも言及している。
マーゴは2022年に右膝蓋腱を負傷し、シーズンの約大半を欠場。膝の怪我により「かつてのエリートなスプリントスピードは、およそリーグ平均までに激減した」と同記者は言及している。さらに、今後かつてのクイックネスを幾分取り戻すことは可能だとしつつも「30代に突入したことで、(スカウティングレポートの評価でトップレベルの)70~80の走力に戻ることはない」と説明している。
2022年4月にレイズと2年1900万ドル(約29億1000万円)+2025年オプション付きの延長契約を結んだ。2023年12月16日(同17日)に先発右腕タイラー・グラスノー投手と共にトレードでドジャースへ加入したが、昨年2月26日(同27日)にはツインズにトレードとなり、大谷翔平投手とは共闘することができなかった。
さらに マーゴの2025年のクラブオプションは1200万ドル(約17億9000万円)、バイアウトは200万ドル(約2億9800万円)となっていたが、昨年10月にツインズがオプション行使を拒否してFAとなっていた。
(Full-Count編集部)
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