現ドラ移籍の27歳は「救世主に」 昨季1軍出場なし→逆方向へ特大飛球「想像以上」

ロッテから現役ドラフトで加入した西武・平沢が初の対外試合で適時三塁打
西武は22日、宮崎・南郷で今春初の対外試合となる韓国・斗山ベアーズとの練習試合を行い、4-5で敗れた。しかし現役ドラフトでロッテから加入した平沢大河内野手が適時三塁打をマーク。プロ10年目で新天地に挑む27歳へ「昨年ドン底のライオンズに救世主現る」「覚醒! このままシーズンを駆け抜けてくれ」などの声が上がった。
3-5の8回だった。平沢が外角球に逆らわずにバットを合わせると、打球はぐんぐん伸びて左中間フェンスに直撃した。その間にスライディングで一気に三塁を陥れた。球団公式YouTubeでは「いい感じに打てたので抜けてくれてよかったです。まだまだアピールしないといけない立場なので、試合に出たときは思い切ってプレーして、いいアピールができればなと思います」と感想を口にした。
2015年ドラフト1位で入団し、2018年には自己最多112試合に出場して5本塁打を放ったがレギュラーに定着することはできず。昨季は1軍出場なしに終わり、現役ドラフトで移籍した。
西武は昨季49勝91敗3分け、勝率.350で最下位に沈んだ。それだけに、初の対外試合でいきなり快音を響かせた新戦力に「平沢は想像以上に打ちますね」「なかなかパンチ力あるやないか」「平沢はマジで西武で才能が開花してほしいな」「獅子の救世主になるのかな」とファンが喜んでいた。