好成績もファン殴り出場停止…日本去り14年、40歳でも投げ続ける元G助っ人

ウィルフィン・オビスポ(写真は2021年のウインターリーグ参戦時)【写真:Getty Images】
ウィルフィン・オビスポ(写真は2021年のウインターリーグ参戦時)【写真:Getty Images】

オビスポは2007〜2011年に巨人とハムでプレー

 巨人などでプレー経験のあるウィルフィン・オビスポ投手がメキシカンリーグのタバスコと再契約を結んだと、20日(日本時間21日)に球団が発表した。

 オビスポは2007年の巨人キャンプにテスト生として参加し、育成で加入。「オビちゃん」などと親しまれ、3年目の2009年には14登板で6勝1敗、防御率2.45の成績でリーグ優勝に貢献すると、日本ハムとの日本シリーズ第3戦でも白星を挙げた。

 2011年には日本ハムでもプレー。その後は2015年までマイナーを転々とし、2016年からはメキシカンリーグなどに活躍の場を移していた。2019年には56試合に登板し、ウインターリーグも合わせると計85試合登板で防御率1.96とフル回転。2020年には新型コロナウイルスが蔓延する中、夜間外出禁止令を破り拳銃で警官を脅迫したとしてドミニカ共和国で逮捕された。

 2023年も35試合で防御率1.91と好投。39歳で迎えた昨季はタバスコで9試合に登板も、5月に暴言を吐いたファンに暴行し、残るシーズンの出場停止処分を受けていた。その後、ウインタリーグでは6試合に登板。タバスコと再契約を結ぶに至った。昨年9月に40歳となったが、まだまだ腕を振り続ける。

(Full-Count編集部)

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