FA移籍2年目のハム左腕が完璧投球 オリは17安打9得点…ドラ4が連続適時打でアピール

楽天戦に先発した日本ハム・山崎福也【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発した日本ハム・山崎福也【画像:パーソル パ・リーグTV】

日本ハム・山崎福也が2回無失点、7投手のリレーで楽天を完封

 23日のオープン戦で、パ・リーグは4球団が計2試合を行った。日本ハムが7投手の完封リレーで楽天を破り、オリックスは序盤の猛攻でソフトバンクに大勝した。

 日本ハムはEnagicスタジアム名護で楽天に2-0で勝利した。2回、先頭の野村佑希内野手が安打で出塁すると、1死二塁から今川優馬外野手の適時打で先制。4回には、郡司裕也捕手の安打、明瀬諒介内野手の二塁打で1死二、三塁とし、奈良間大己内野手の内野ゴロの間に1点を追加する。

 先発した山崎福也投手は2回を投げ、無安打無四死球無失点の完全投球を披露。2番手の北山亘基投手は2回を投げ、1安打4奪三振無失点。5回からはドリュー・バーヘイゲン投手、宮西尚生投手、杉浦稔大投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に抑えた。

 8回には、齋藤友貴哉投手が四球と安打で2死一、三塁のピンチを招くも、後続を三振に仕留め、無失点で切り抜ける。9回はアニュラス・ザバラ投手が1死満塁のピンチを併殺打で切り抜けた。

 敗れた楽天は、4安打無得点と振るわず。一方で新加入の加治屋連投手が1回を無安打2奪三振に抑える好リリーフを見せた。

オリックスは新加入の九里が先発

 オリックスはSOKKENスタジアムでソフトバンクに9-1で快勝した。オリックスは2回、太田椋内野手と福田周平外野手の連打で無死一、三塁とし、ドラフト4位の山中稜真捕手の適時打で先制。さらに、野口智哉内野手と森友哉捕手にも適時打が生まれ、3点を先行する。

 3回にも1死一、二塁の好機から、山中と廣岡大志内野手が2者連続適時打。さらに捕逸の間に走者が生還し、この回4点を追加する。5回には、2死満塁から遠藤成内野手の2点適時打で9点のリードを得た。

 投手陣は、先発の九里亜蓮投手が立ち上がりから走者を許しながらも要所を締め、2回を2安打1四球3奪三振で無失点。2番手の高島泰都投手は、3回2/3を3安打1死球2奪三振の無失点で降板。2死一塁で登板した井口和朋投手は、1安打を許したが後続を断った。7回からは川瀬堅斗投手が2回1失点。9回は才木海翔投手が3者凡退で試合を締めた。

 勝利したオリックスは、計17安打9得点と打線が活発だった。敗れたソフトバンクは、石塚綜一郎捕手が2安打1打点の活躍を見せるなど、計9安打を放ちながらもわずか1得点。7回から登板した松本晴投手が2回を無失点に抑える好投も、序盤の大量失点が響いた。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽里歩子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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