“投手・大谷”の照準は「ポストシーズン」 ド軍GMが言及…「類のないプロセス」

ゴームズGMが米メディアに語った
ドジャースのブランドン・ゴームズGMが26日(日本時間27日)、米メディアの取材に応じ、大谷翔平投手の投手復帰について言及。秋のポストシーズンに照準を示していると明かした。
米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」が同日にゴームズGMへのインタビュー動画を公開。司会を務めるブライアン・ケニー氏が「今シーズンおおよそ何イニング投げますか?」と質問をぶつけた。
これにゴームズGMは「(設定している)イニング数は特にないよ。投手をやりながら、(打者としても)調整を行い、試合に出場するという、他に類のない(リハビリ)プロセスだ。オフに肩の手術も行ったから、色々なことを考えながらやっている」と返答した。
大谷の現状については「今は平地で投げているから、調子はいいよ。私たちにとって最も大事なことは、彼が(投手として)戻ってきたとき、(身体の)調子がいいことだ。これまでのようにハイレベルかつ、ポストシーズンで投げられるような状態にすることだ」と見通しを語った。
ケニー氏が「シーズン終盤にはローテーションに戻れることを予想していますか? 妥当な見解ですか?」。これにゴームズGM「ああ。そのつもりでいる」と述べた。
大谷がブルペンで投球練習を行ったのは2月25日(同26日)が最後。その後は打者としての調整に専念していた。デーブ・ロバーツ監督は3月24日(同25日)の取材対応で「土曜日にブルペンに入る予定だ」と明かし、29日(同日30日)の本拠地・タイガース戦前にブルペンでの投球練習を再開する見通しを語っていた。
(Full-Count編集部)
