衝撃の特大弾「マジで覚醒した」 ついに満開か…芸術的アーチにX騒然「これはHR王」

1号アーチを放った日本ハム・清宮幸太郎【写真提供:産経新聞社】
1号アーチを放った日本ハム・清宮幸太郎【写真提供:産経新聞社】

清宮幸太郎が7回に均衡を破る特大の右越えソロ

■日本ハム 2ー0 西武(28日・ベルーナドーム)

 高校通算111本塁打の未完の大器が、いよいよ満開を迎えようとしている。日本ハムの清宮幸太郎内野手が28日、ベルーナドームで行われた西武との開幕戦に「2番・三塁」で出場し、7回に特大の今季1号先制ソロを放った。SNSでは「これは今年のホームラン王」「最高にカッコいい!」「マジで覚醒した」と沸き立っている。

 7回無死の第3打席に得意の初球打ちで、151キロの直球を完璧に捉えた。打った瞬間に確信歩きを見せ、打球は美しい弧を描いて右翼席中段に突き刺さった。昨季から試合終盤での強さを見せてきたが、今季もその勢いは健在だ。

 ベンチの新庄剛志監督はグータッチならぬ“小指タッチ”で出迎え。試合後には「まあ、これからです。今日のホームランで喜んでいるようじゃ、まだまだです」と相変わらずの辛口エールを贈ったが、それは期待の高さの裏返しでもある。

 清宮幸らしい美しい放物線の一打にSNSでも「世界遺産の美しさ」「見てて気持ちのいい弾道」「まじで弾道なら現役で1番綺麗」「何ともたくましい打者になったものだ」「清宮幸太郎が描く放物線でしか得られない成分」などと称賛の声が相次いでいる。

 昨季は序盤こそ怪我で出遅れたものの、7月以降だけで15本塁打と大爆発。規定打席には到達しなかったが、最終的には89試合で打率.300、OPS.898を記録した。特に得点圏打率.394は300打席以上で両リーグトップだった。今季は開幕から全開となるか、ロマンあふれる大砲の躍動から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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