評価される大谷翔平の“新技術” MLB204勝の先輩が見た改善点「引っ込め方が」

ブレーブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ブレーブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2試合連続で盗塁成功、スライディングは進歩

【MLB】ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地で行われたブレーブス戦で「新スライディング」による盗塁を成功させた。昨年のワールドシリーズで左肩を負傷した影響も考慮しての試みで、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏も「グッジョブ」と評価した。

 四球で出塁した6回1死。左手を地面につかない新しいスライディングを披露し二盗を成功させた。昨年のワールドシリーズでは第2戦で盗塁を試みた際に左肩を脱臼。手術を受けたことで、今年のキャンプでは左肩に負担をかけない新しいスライディングを練習してきた。

 新スライディングでの二盗成功に、ドジャースなどでメジャー通算204勝のハーシュハイザー氏は「左手が地面に挟まれていません。いい走塁でした」と感心。「前の試合では、(盗塁時)左手を地面につけました。地面に挟まることによって、(左肩に)ダメージだったり、手術を伴うリスクが発生します。しかし、今晩は(前の試合と)比べて引っ込め方が随分と改善されました」と続けた。

 29日(同30日)のタイガース戦で今季初盗塁となる二盗を成功。ただ、この時は左手を地面につけてのスライディングだった。

 昨季は54本塁打と合わせ、リーグ2位の59盗塁をマーク。今季は投手としての復帰で二刀流復活へ準備が進む中、投打に加えて走塁でも進化を見せている。

(Full-Count編集部)

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