山田哲人、通算300号を達成 プロ野球史上46人目…今季初安打が1号、神宮球場は大歓声

ヤクルト・山田哲人【写真:小池義弘】
ヤクルト・山田哲人【写真:小池義弘】

プロ1号は2012年に内海から…30HR以上を5度記録

■ヤクルト ー 中日(5日・神宮)

 ヤクルト・山田哲人内野手が5日、神宮球場で行われた中日戦で今季初安打を初アーチで飾った。これで通算300号の大台に到達し、プロ野球史上46人目の快挙を達成した。

 山田は「5番・二塁」で先発出場。2回無死二塁、松葉貴大投手の内角に入ったスライダーを捉えた。打った瞬間それと分かる一発に、外野手は動かず。綺麗な弧を描いて左翼席へ着弾し、本拠地は大歓声に包まれた。

 今季は3月1日の巨人とのオープン戦で左手中指を脱臼して出遅れ。ファームでの実戦を経て、2日の広島戦(神宮)で初出場を果たした。昇格後は8打席無安打にとどまったが、ついに出た1本が貴重な先制アーチとなった。

 履正社高から2010年ドラフト1位でヤクルトに入団。高卒2年目の2012年8月10日の巨人戦(東京ドーム)で内海哲也からプロ1号を記録し、2015年には38本塁打でタイトルを獲得した。11年連続で2桁本塁打、30本塁打以上を5度記録。15年の歳月を経て300本に到達した。

【実際の映像】外野手は見送るだけ…打った瞬間の特大アーチ 山田の“通算300号”に神宮騒然

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