菅野智之は「最高の先発投手」 初勝利を米メディア称賛「いいじゃないか」

ロイヤルズ戦に先発したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦に先発したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】

オリオールズ・菅野、5回1/3を1失点でメジャー初勝利

【MLB】オリオールズ 8ー1 ロイヤルズ(日本時間6日・カンザスシティ)

 オリオールズの菅野智之投手が5日(日本時間6日)、敵地で行われたロイヤルズ戦に先発して5回1/3を5安打1失点4奪三振と好投。メジャー2度目の登板で初勝利を手にした。35歳5か月で日本人最年長の先発初白星。米メディアも「最高の先発投手」などと称賛している。

 初回は12球で3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回2死二、三塁のピンチは後続を断った。5回は連打で無死一、二塁のピンチを招くも無失点。6回、先頭のボビー・ウィットJr.にカーブを左翼席に運ばれ、さらに1死一、二塁となったところで降板となったが、救援陣が踏ん張り、待望のメジャー初勝利を挙げた。

 地元紙「ボルティモア・サン」のジェイコブ・メイヤー記者は自身のX(旧ツイッター)で「スガノはキレキレで、登板を通して制球ができていた。今シーズンのオリオールズのローテンションで最高の先発投手の1人だ」と絶賛。米ポッドキャスト番組「ライアン・リプケン・ショー」の司会を務めるザック・ボリンジャー氏も「トモ、いいじゃないか。いいじゃないか」と投稿した。

 メジャーデビューとなった3月30日(同31日)のブルージェイズ戦は、4回4安打2失点で初黒星。その雪辱を2戦目で果たし、地元放送局「MASNスポーツ」で実況を務めるケビン・ブラウン氏も「トモユキ・スガノにとって大きな一歩です」と称えていた。

(Full-Count編集部)

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