千賀滉大、今季初勝利も「研究しているな」 フォーク振らない打者に「辛抱強く」

マーリンズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
マーリンズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

5回77球を投げ5安打無失点4奪三振、今季2度目の登板でうれしい1勝

■ メッツ 2ー0 マーリンズ(日本時間8日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたマーリンズ戦で今季初白星を手にした。5回77球を投げ5安打無失点4奪三振の好投。今季2度目の登板ながら相手は前回と同じということもあり「初回研究しているなという感じもありましたし、ミーティング通り捕手がいい指示を出してくれたかなと思います」と振り返った。

 千賀は初回、先頭に安打を許して、さらに2四球を与えて2死一、三塁のピンチを招いた。最後は遊飛で脱したが、決め球のフォークを見極められる場面も。「どのチームもやってくることはそれだと思いますし、自分の中ではそうなっていくなかでやってきたものはあるので、だからどうこうと焦ることはない。これからいろいろなチームと行ったり来たりが始まるので辛抱強く投げていきたいと思います」と話した。

 チームはこれで5連勝。開幕から10試合を終えて7勝3敗の好スタートを切った。救援陣も鉄壁とあって「今日投げた人たちだけではなくほかの投手もすごく調子がいいので、チームが勝ちやすい状況を持ってこられている中で、先発が僕も含めてみんなで頑張ってチームを盛り上げていけたらすごくいいところにいけるんじゃないかなと思います」と先を見据えた。

 メジャー2年目の昨季は相次ぐ怪我に苦しみシーズンでの登板はわずか1試合で1勝止まりだっただけに、今季ここまでの自身のコンディションに関して聞かれると「とりあえず今のところは離脱しそうな怪我はないのでひとまず安心していますって感じです」と笑顔を見せた。

(Full-Count編集部)

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