日本人野手最高6.1億円更改の鷹・柳田 自主トレに宿敵ロッテ安田が参加「お手本に」
「球場に来られないファンの人にも、テレビ越しでも、いいプレーを見せたいと思っていた」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が23日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4000万円増となる年俸6億1000万円で来季の契約にサインした。6億1000万円は2002年の松井秀喜氏(巨人、6億1000万円)に並ぶ日本人野手史上最高年俸となった。(金額は全て推定)
交渉後の会見での主な一問一答は以下の通り。
――サインはされましたか?
「しました。少し上げていただきました。大台に乗ったくらいです。1年間よくやってくれたと言っていただきましたし、MVPをとれたところも評価していただきました」
――球団からの評価は?
「シーズン中の働きを評価していただきました。ベースが高いので、そんなに出来高というのはアレですけど、給料分働いてくれた。よくやってくれたと言われました」
――来季に向けた話は?
「怪我なく戦ってくれ、と。それが1番ですね」
――今季を振り返って。
「怪我なくチームの一員として戦えたのは良かったです。球場に来られないファンの人にも、テレビ越しでも、いいプレーを見せたいと思っていた。そういうファンの人たちにも、いいプレーを見せられたんじゃないかなと思います」
――課題は?
「ホームランが出なくなったり、コンディションが落ちたところがあったのが課題。もっとコンディションを良くすることが課題です」
――社会貢献は来季も継続される。
「『SOS子どもの村JAPAN』さんと『国連WFP』さんにホームラン1本につき30万円を寄付していきます。来年も2つしたいなと思います」
――1月の自主トレは?
「佐賀の嬉野でやらせていただきます。6人くらいですね。ホークスからは真砂と谷川原、カープの高橋、西武の戸川、ロッテ安田と、それくらいだと思います」
――ロッテの安田選手も参加される。
「打てる打者なんで特に教えることはないと思うんですけど、答えられるならなんでも答えたい。お手本になるように練習に取り組んでいきたい」
――今季を振り返って。
「今年は最高の1年になりましたけど、またイチから怪我に強い体を作ってリーグ優勝と日本一目指して頑張ります」
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)