ヤクルト、東大出身の元日ハム・宮台康平と正式契約 背番号68「まずは1軍で戦力に」
今月7日の12球団合同トライアウトを受験し3者三振とアピール
ヤクルトは23日、日本ハムを戦力外となった宮台康平投手と正式契約を結んだと発表した。背番号は「68」。今月7日の12球団トライアウトをへて新天地を掴み取った東大出身右腕は、球団を通じて「今回トライアウトを経て、オファーをいただいて、こうやって契約まですることが出来て嬉しく思います」と述べた。
宮台は2018年にドラフト7位で日本ハムに入団。東大出身の選手では2004年の松家卓弘氏以来、13年ぶりのドラフト指名として注目を集めたが1軍登板はルーキーイヤーの2019年の1試合のみ。今オフに戦力外通告を受けていた。トライアウトでは、打者3人に対し3者三振を奪い、アピールしていた。
宮台は球団を通じてコメントを発表。「日本ハム時代に1軍に上がれなかったのは知ってもらっていると思いますが、それを踏まえて、ヤクルトでは戦力として考えていると言ってもらえたので、その期待に応えたいです」と述べた。
ヤクルトからのオファーに対し「いくつかの球団さんから声をかけていただいたので、迷いはありましたが、支配下として、オファーをしていただいたヤクルトさんに行きたいと思い、決断しました」とも。来季の目標として「まずは1軍で戦力になることが目標です。役割については、チームから言われることだと思うので、僕はそこにフィットするように全力でやるだけだと思っています」と意気込みを語っている。
(Full-Count編集部)