田中将大、交渉難航でダルビッシュとのタッグは望み薄? NY局「日本に戻る可能性も」
ヤンキースは苦しいお財布事情、獲得報道のパドレスは「交渉は盛り上がっていない」
ヤンキースからFAとなった田中将大投手の去就に米メディアで注目が集まっている。米放送局「SNY」は「日本に戻る可能性も十分に残っている」と報じた。
ヤンキースは首位打者ルメイヒュー、14、17年サイ・ヤング賞の先発右腕クルーバーと合意。課徴税(ぜいたく税)対象の年俸総額2億1000万ドル(約218億1100万円)に迫っている。「ルメイヒューに1500万ドル、クルーバーに1100万ドルを払えば、ヤンキースの総年俸は2億1000万ドルのぜいたく税のラインのわずか数100万ドル下になり、ヤンキースはそれを超えたくない」と苦しいお財布事情を伝えた。ヤンキース残留が極めて難しいことを伝え、報じられているメッツやパドレスへの移籍、さらに日本球界に復帰する可能性を報じた。
「パドレスがタナカ獲得に乗り出しているが、情報源によると両者の交渉は盛り上がっていないという。タナカが日本に戻る可能性も十分に残っている。メッツとタナカを結びつけるものは単なる噂に過ぎない」
コロナ禍で大打撃を受け、FA市場は昨季のサイ・ヤング賞バウアー(レッズFA)の去就さえも決まっていない。球春が近づく中、田中の決断に米メディアも熱い視線を注いでいる。
(Full-Count編集部)