大谷翔平、二刀流不発なら“打者専念論”再燃か MLB公式が指摘「証明しなければ」
球団公式サイトは今季の注目ポイントして二刀流・大谷を挙げた
エンゼルスの躍進は二刀流・大谷翔平がカギを握る? 17日(日本時間18日)のスプリングトレーニングを前に球団公式サイトは今季の注目ポイントをピックアップ。「オオタニは今春、観察するに値する」と伝えている。
大谷は昨季序盤に右前腕を故障して8月上旬から打者に専念。シーズン終了後にリハビリを開始し、このオフは投打で調整してきた。ミナシアン新GMは二刀流として期待しているものの、具体的な起用法については言及していない。MLB公式サイトは「(大谷の起用法は)エンゼルスがスプリングトレーニング中にさらに検討を重ねていくことである。おそらく、週に1度登板するという過去と似たものになるだろうが、これからの数週間でより明確になってくるだろう」と注目ポイントとした。
米メディアも投打の才能、能力を認めているものの、今季の活躍次第では投打どちらかに絞るべきと指摘している。MLB公式も「オオタニがどのような投球を見せるのかも興味深いところだ。怪我の影響を受ける前から、制球に苦しんでいた。健康でいられること、そして先発投手として有効であることを証明しなければならない。さもなくば、オオタニは野手専任になりかねない」と打者専念論の再燃を予想している。
2月上旬に球団との年俸調停を回避して、2年850万ドル(約8億9250万円)で合意した。メジャー4年目へスッキリした状態で臨める。「契約を結んだこと、調停を避けたことは両者にとって良いことだ。オオタニは今、二刀流のスターとしての道に戻ることに純粋に集中できる」。二刀流として復活できるか。米メディアからも熱い視線が注がれている。
(Full-Count編集部)