大谷翔平の練習見てホッ 代理人バレロ氏「選手の笑顔があるから頑張れる」
質問状送付、直接面談を経て、エンゼルス入りを決断
エンゼルス大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が19日(日本時間20日)、米アリゾナ州テンピにある球団キャンプ施設を訪れ、練習の様子を見学した。
野手が合流し、チーム全員では初始動となったこの日。大谷は大きな笑顔を浮かべながら、ブルペン投球とフリー打撃などを行った。チームメイトと言葉を交わしながら、リラックスした様子で練習する“二刀流”の姿を見守ったバレロ氏は「とてもいい経験をさせてもらっている。選手の笑顔があるから頑張れる」と話した。
昨年11月に代理人に就任して以来、ポスティングシステム(入札制度)を利用して移籍先を決めるまで、全30球団に質問状を送ったり、7球団と直接面談を行ったり、数々の手順を踏んで12月9日のエンゼルス入団会見に至った。担当する選手は大谷だけではなく、もちろん、その間に他の選手のケアも続ける怒濤の日々。だが、選手が笑顔でプレーする姿を見ると、その疲れも吹き飛ぶという。
2月5日には青木宣親外野手が古巣ヤクルトと3年契約を結び、18日には左腕ジェイソン・バルガスがメッツと2年契約を結んだ。ジョン・ジェイ外野手など所属先が決まらない選手もいるが、開幕までには担当選手全員がユニホームを着られるように働き続ける。
(Full-Count編集部)