大谷翔平、15号3ランは球団史上最速188キロ弾 滞空時間は約3.7秒の弾丸ライナー
両リーグトップのゲレーロJr.に1本差に迫る
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地のレンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。4回の第3打席で両リーグトップに1本差に迫る15号本塁打を放った。打球速度117.0マイル(約188.3キロ)はメジャー自己最速の本塁打。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者はスタットキャストでの計測が始まった2015年以降では球団最速の本塁打と伝えた。
圧巻の弾丸ライナー弾は4回2死一、三塁だ。2番手右腕デゲウスから右翼ポール際へ飛ばした。ア・リーグ本塁打王争いではブルージェイズ・ゲレーロJr.に1本差。メジャー全体ではブレーブス・アクーニャJr.に並び2位タイとなった。飛距離は380フィート(約115.8メートル)。打球角度24度と低く、滞空時間は約3.7秒だった。
メジャー通算62本目のアーチで日米通算110号に到達した。これまで本塁打の自己最速は4月4日の本拠地ホワイトソックス戦で放った2号ソロの115.2マイル(約185.4キロ)だったが、これを塗り替えた。本塁打以外では4月12日のロイヤルズ戦で放った右越え二塁打の119マイル(約191.5キロ)が自己最速の打球。これは今季のメジャー最速打球となっている。
地元紙オレンジカウンティ・レジスターに寄稿するJP・フーンストラ記者は「今日の試合前で、スタットキャストが打球速度を計測し始めた2015年から32905発の本塁打が放たれている。そのうち117マイル以上を記録したのは34本だけ。今まさにショウヘイ・オオタニがやったようにだ!」と驚きを持って伝えた。
(Full-Count編集部)