遊直でチェンジのはずが“三塁打”　理解不能の“お粗末守備”に「またやらかした」

ナ・リーグ中地区で最下位を走るパイレーツのお粗末守備

■ブルワーズ 7ー4 パイレーツ（日本時間13日・ミルウォーキー）

　ナ・リーグ中地区で首位から13.5ゲーム差で最下位と苦しい状況が続くパイレーツ。怠慢守備のオンパレードにファンも「またやらかした」「とにかくクレイジー！」と呆れかえっているようだ。

　遊撃ライナーで3アウトのはずが“三塁打”にしてしまったお粗末守備が起きたのは12日（日本時間13日）に行われたブルワーズ戦だった。2回2死走者なしの場面でレイエスが放った何でもないライナーは遊撃手・ゴンザレスの元へ。

　だが、差し出したグラブには収まらず膝付近に当たりボールは中堅へ転々と転がる。中堅手・レイノルズは猛ダッシュで打球を追い二塁へランニングスローを行うもショートバウンドとなり二塁手・フレイジャーも捕球できず。ボールはそのままホームへ転がって行ったが捕手・スタリングスがカバーに入っておらず、レイエスは一気に三塁に到達してしまった。

　まさかの守備に地元紙「ミルウォーキー・ジャーナルセンチネル」のトム・ホードリコート記者も自身のツイッターで「バエスの逆走ほど奇妙ではないが、それでも……」とコメントを添え動画を公開。今季起こった珍プレーを引き合いにしパイレーツの守備陣に言葉もでない様子だった。

　これにはファンも「この試合はとにかくクレイジー！」「またやらかした」「守備のせいで負けた」「パイレーツファンは気の毒」と苦笑い。一時4点をリードする展開もこの守備がきっかけ？　で試合は4-7の逆転負けを食らっている。