大谷翔平、初回ピンチもカブレラ奪三振斬り 最速155キロ、第1打席は四球を選ぶ
7度目の投打同時出場、今季10試合登板は自己最多タイ
■エンゼルス ー タイガース(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・タイガース戦で「2番・投手」で出場した。投打同時出場は7度目。初回の投球は2奪三振1安打無失点に抑えた。最速は96.3マイル(約155.0キロ)だった。初回の第1打席は四球だった。
初回。先頭・グロスマンを四球で歩かせた。スコープをフルカウントからスプリットで空振り三振。カンデラリオの中前打で1死一、二塁のピンチを招いたものの、カブレラを空振り三振に切り捨てた。カストロを右飛に抑えてピンチを脱した。
投打同時出場した11日(同12日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回8奪三振5安打2失点。勝ち負けは付かず、5回にはメジャー4年目で初となるボークを2度犯した。打者では二塁打2本放つなど4打数2安打1打点。この日は中5日を空けての登板で、シーズン10試合登板は2018年に並んで自己最多タイ。打撃では3試合連発となる20号本塁打に期待がかかる。
エンゼル・スタジアムはこの日から観客数の制限が解除された。アドレナリン全開で今季3勝目を目指す。