グラウンド横断した“空中バズーカ” 三塁ファウルゾーンからの鬼肩は「別格だった」
体幹と肩の驚異的な強さがなければ実現不可能
■ヤンキース 8ー4 Bジェイズ(日本時間18日・バッファロー)
ヤンキースのジオ・ウルシェラ内野手が17日(日本時間18日)、敵地でのブルージェイズ戦でスーパープレーを見せた。三塁線の鋭いゴロをキャッチした直後、ジャンプしながら一塁へ送球した“空中バズーカ”に、アーロン・ブーン監督は「難しい位置から見せる彼の肩の強さ、そして送球の正確さに驚かされることがある。あの三塁線上のプレーは別格だった」と手放しの賛辞を送った。
4回2死の場面だった。かつてDeNAと契約したこともあるルルデス・グリエルJr.が放った打球は、左翼まで抜けるかと思われたが、ウルシェラは深いところでバックハンドキャッチするとジャンピングスローで一塁への大遠投。見事アウトにしてみせた。
体と肩の強さが備わっていなければとても実現不可能なスーパープレーを、ニューヨークのテレビ局「YESネットワーク」などがツイッターで紹介。ファンも大興奮で「ジオの代名詞のようなプレーになるね」という賞賛のほか「もし彼が今年ゴールドグラブ賞を獲らなかったら抗議する」と“脅迫”ともとれるコメントがあふれた。