「どうやって打った?」 バット投げだした“曲芸悪球打ち”が「ファンタスティック」
レイズのアロサレーナは三塁内野安打で出塁した
■マリナーズ 6ー5 レイズ(日本時間18日・シアトル)
右打者に対して右投手が投じる外角低めへのカーブ、スライダー系の変化球。ボールが自分の身体から遠ざかっていくため苦手とする右打者は多い。しかし、メジャーリーグでは驚きの“悪球打ち”を披露する選手も。バットを投げ出してボールゾーンの外角変化球に対応し、内野安打にした打撃が話題になっている。
レイズのランディ・アロサレーナ外野手は17日(日本時間18日)に敵地で行われたマリナーズ戦の初回、マリナーズ先発ジャスティン・ダンがカウント1-2から投じた外角への変化球に反応。ボールゾーンに大きく外れていく軌道の変化球に対してバットを投げ出した。バットに当たった打球は三塁手タイ・フランスの前にコロコロと転がり見事内野安打で出塁した。
曲芸のようなアロサレーナの打撃映像をMLB公式インスタグラムが投稿。ファンは「あり得ない」「クレイジー」「今何か起きた?」「あの球は超エグイな」「ファンタスティック」「ゲレーロを思わせるバットコントロール」「ボール目掛けてバット投げ」「どうやってあれを打ったんだ?」とコメントを寄せた。
メジャーで“悪球打ち”といえば、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.の父で、MLB野球殿堂入りを果たしているブラディミール・ゲレーロ氏が有名。アロサレーナの一打をゲレーロ氏に重ねたファンもいた。