大谷翔平がHRダービー優勝の本命? ゲレーロJr.欠場で米記者「勝利の可能性増した」
大谷と23本塁打で並ぶゲレーロJr.は後半戦への準備のために欠場へ
エンゼルスの大谷翔平投手が日本人で初めて出場することが決まったオールスターのホームランダービー。MLBを代表する強打者たちが出場し、賞金100万ドルをかけた熱い戦いを繰り広げることになるが、大谷の最大のライバルとなりそうだったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手がこのホームランダービーを欠場することになりそうだ。
地元メディア「スポーツネット」のヘイゼル・メイ記者はこの日、自身のツイッターで「ブラディミール・ゲレーロJr.は今年のホームランダービーへ出場しないことを決めた。彼はコロラドで行われるオールスターゲームの場にいることを楽しみにしているものの、後半戦に向けてメンタルのリフレッシュに時間を使いたいと語った」と伝えた。
ゲレーロJr.は今季ここまで大谷と同じ23本塁打を放っており、メジャーリーグの本塁打トップを走っている。59打点もメジャートップ、打率.337はリーグ2位の成績で、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来となる3冠王も狙えるだけの成績を残している。
2019年のホームランダービーでは歴代最多となる1大会91本の本塁打。決勝でメッツのピート・アロンソに敗れたものの、強烈なインパクトを与えたことは記憶に新しい。今年のホームランダービーに出場していれば、大谷にとって強力なライバルとなると見られていた。
このゲレーロJr.の欠場表明により、大谷のホームランダービー制覇に期待する声も浮上。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「ブラディミール・ゲレーロJr.がHRダービーへの不参加を決めたことで、ショウヘイ・オオタニが勝利する可能性が増した」と投稿していた。
(Full-Count編集部)