大谷翔平を辛口NYメディアも大絶賛 「ルースを彷彿」「称賛に値すると証明」
NY紙「NYポスト」は「オオタニを獲得できていたら…」
■エンゼルス 5ー3 ヤンキース(日本時間29日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのヤンキース戦でメジャートップタイとなる26号本塁打を放った。「2番・DH」でスタメン出場すると、初回の第1打席で球団最速記録となる打球速度117.2マイル(約189キロ)の弾丸ソロを右翼スタンドに突き刺した。
二刀流の“元祖”であるベーブ・ルースがプレーしたブロンクスの地で大谷が初の本塁打を放った。初回1死走者なしで打席に入ると、ヤンキース先発の右腕キングのカーブを捉えると、打球は弾丸ライナーで右翼スタンドに飛び込んでいった。
この一発が火付け役となり、エンゼルスは敵地で“ピンストライプの名門”を5-3で撃破。この大谷の一発には、辛口で知られるNYメディアからも称賛の声があがった。
ニューヨーク紙「NYポスト」は二刀流の“元祖”を引き合いに出し「ルースを思わせるオオタニが流れを作る本塁打で、評判に見合う活躍をする」と題した記事を掲載。エンゼルスが制した4年前の獲得レースも踏まえ「(ヤンキースタジアムは)ヤンキースがオオタニを獲得できていたら、彼の本拠地になっていた場所だ。そして、彼は自身が受けている称賛に値する選手だということを、即座に証明した」と絶賛していた。
また、NY紙「NYデイリー・ニュース」も大谷の一発を「オオタニがマイケル・キングのボールを叩き潰した」「壮大なムーンショット」などと、第1打席で放った本塁打の衝撃をレポート。熱狂的で知られるヤンキースタジアムのファンをも騒然とさせる一発だった。
(Full-Count編集部)