送球が遅れても盗塁阻止 一歩間違えば大惨事の“荒技”に賛否「合法的」「許される?」
いったんは盗塁セーフの判定も…絶妙ブロックで一転アウトに
■メッツ 4ー3 フィリーズ(日本時間27日・ニューヨーク)
盗塁を思わぬ形で防ぐ“荒技”が、賛否を呼んでいる。メッツのルイス・ギヨーム内野手は、走者のスライディングをなんと自らの足でブロック。両者とも怪我のリスクがあるプレーに、ファンからは「ハイレベルで賢く、合法的なプレーだと思う」「足首を捻挫させるかもしれない危険なプレー」などと声が寄せられている。
26日(日本時間27日)に本拠地で行われたフィリーズ戦。9回表1死二塁の場面で、フィリーズの二塁走者ルーク・ウィリアムズがスタートを切った。捕手のジェームズ・マッキャンからの送球は微妙なタイミングで、いったんはセーフに。しかし、リプレー検証で見てみると、ギヨームは自分の足でスライディングをブロック。判定は覆り、アウトとなった。
メッツは直後の9回裏に2点を奪ってサヨナラ勝ち。球団公式ツイッターは「きょうの最も過小評価されているプレー」としてギヨームの荒技を動画で公開すると、ファンは続々と反応。「三塁手の素晴らしいプレー。これがベースのブロックの仕方」「こんな風にベースをブロックするのは許されるのか?」などとコメントが並んでいた。