最後の4割打者も「惚れ惚れしていたはず」 大谷翔平のスイングをヤ軍解説が絶賛
26号放った豪快スイング 「腰」の使い方はテッド・ウイリアムズに匹敵?
■エンゼルス 5ー3 ヤンキース(日本時間29日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)敵地でのヤンキース戦の初回、両リーグトップに並ぶ先制26号ソロを放った。解説を務めたヤ軍OBのポール・オニール氏は「テッド・ウィリアムズも、あのスイングには惚れ惚れしていたことでしょう」と“最後の4割打者”という伝説的な存在を引き合いに出して大谷の打撃を絶賛した。
オニール氏はヤンキースの地元放送局「YESネットワーク」の解説者を務めている。この日の放送中に打球速度117.2マイル(約189キロ)という豪快な一撃のリプレイを見たオニール氏は「テッド・ウィリアムズも、このスイングを気に入ることでしょう。手や足の使い方にフォーカスした打撃をする打者はいるものですが、オオタニの場合は腰です。テッド・ウィリアムズは腰の使い方について語っていたものです」と、大谷の打撃における腰の重要性を指摘した。
ウィリアムズ氏は1941年に打率.406を記録し、1939年から1960年までレッドソックス一筋で通算打率.344を記録した伝説的存在。2002年7月5日に83歳で亡くなっている。またオニール氏も通算2105安打、281本塁打の強打者だった。2人の大打者に認められた大谷の「腰」に注目だ。
(Full-Count編集部)