大谷翔平、MLB公式サイトが選ぶMVP候補1位に「歴史的シーズンの最中にいる」
MLB公式の記者らが選ぶMVP投票でダントツの23票を集める
今季ここまでメジャー単独トップとなる30本塁打を放ち、米球界に衝撃を与えているエンゼルスの大谷翔平投手。日本人で初となるオールスターのホームランダービー出場が決まり、さらにはア・リーグDH部門でファン投票1位となり、初のオールスター出場も決定した。
大谷の在籍するエンゼルスは今季ここまで81試合を消化。162試合制のシーズンのちょうど半分の試合数を終えた。長いシーズンの折り返し地点となった段階で、MLB公式サイトは「MVP投票:誰がア・リーグ、ナ・リーグで競争をリードしているか?」と題した記事を掲載。ア・リーグのMVP候補の筆頭に大谷を挙げている。
MLB公式サイトの専門家たちが両リーグのトップ3のMVP候補を選出。それぞれ1位には5点、2位には3点、3位には1点が与えられ、その得点数でMVP候補がランク付けされた。その中で堂々のア・リーグ1位となったのが大谷だった。
大谷はMLB公式サイトの記者らの1位票28票のうち23票を獲得し、ダントツの1位に。4月末に同様の記事が掲載された際にはマイク・トラウト外野手が1位だったが、それが大きく変わる結果となり、記事では「それが1人のエンゼルスのスーパースターでないなら、もう1人のほうだ。トラウトが私たちが選んだア・リーグMVP1位だったが、今オオタニがその座についた」と伝えた。
さらには「この二刀流のセンセーションは2日(日本時間3日)に2本塁打を放って30本塁打でメジャートップに立っており、長打率でも.705でメジャーを率いている。さらに彼は投手として12先発で防御率3.60、60イニングで83奪三振を記録している。彼は歴史的なシーズンの最中にいる」と評し、大谷のここまでの活躍を絶賛した。
なお、ア・リーグの2位には大谷と本塁打王を争っているブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.外野手が入り、ナ・リーグの1位はパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手、2位はメッツのジェイコブ・デグロム投手だった。
(Full-Count編集部)