大谷翔平、リアル二刀流で中越え二塁打も先制ならず チャレンジもアウト判定変わらず
メジャー自己最多5勝目へ投打同時出場
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間20日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・アスレチックス戦で「2番・投手」で出場した。投打同時出場は11度目。3回の第2打席で中越え二塁打を放ち、2試合連続安打をマークした。メジャー自己最多5勝目をつかめるか注目だ。
初回無死二塁は中飛。左腕アービンから結果を出したのは3回2死一塁だ。中堅右へ鋭い打球を飛ばし、一塁走者・フレッチャーは一気に本塁を狙った。しかし本塁でタッチアウト。マドン監督はすかさずチャレンジしたものの、判定は覆らず。先取点とはいかなかった。
試合前までシーズン59発ペース。60本塁打ならベーブ・ルースが1927年に記録した自己最多本塁打に並ぶ。また、ア・リーグ記録は1961年にロジャー・マリスが記録した61本塁打となっている。
投球では順調な立ち上がりを見せた。初回は3者凡退に抑え、2回は1死二塁からチャップマン、ラウレアーノと2者連続三振に切り捨てた。2回まで3奪三振、1安打無失点。メジャー自己最多5勝目をつかめるか。