エンゼルスが「大谷翔平の1点」を守り切った! 3年ぶり“珍事”に指揮官ホクホク

試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

今季2度目の完封で勝率5割復帰、1-0の試合は2018年9月以来

■エンゼルス 1ー0 アスレチックス(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間8月1日)、本拠地でのアスレチックス戦で、決勝の先制適時二塁打を放った。チームはこの“虎の子”の1点を守り切って完封。約3年ぶりとなる「1-0」での勝利に、ジョー・マドン監督は試合後「目標としている場所にたどり着くためには、1点差の試合に勝たなければならない」と語った。

 大谷は「2番・指名打者」で先発出場。両軍無得点の3回1死一、二塁に右中間へ。打球速度110.6マイル(約178.0キロ)の弾丸二塁打で、先制点をもたらした。投手陣では、先発のバリアが7回途中まで4安打2四死球と粘投。その後はシーシェク、キハダと継投し、最後は守護神イグレシアスが締めた。

 無傷の2勝目を挙げたバリアに対し、指揮官は「大事な場面で良い球を投げていた。素晴らしい落ち着きだった。またしても極めて素晴らしい投球だった」と絶賛。好投の理由として「自信だと思う。(球の質自体は)特に変わりはない。しかし1球1球に以前より気持ちが込められている」と挙げた。

 エンゼルスにとっては、今季2度目の完封勝利で勝率5割に復帰。さらに、米紙「LAタイムズ」のエンゼルス番ジャック・ハリス記者によると、1-0での勝利は2018年9月以来、実に約3年ぶり。大谷が打っても投手陣が乱れてフイになることも少なくないチームで、大谷の1点を守り切る珍しいゲームとなった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY