急逝した中日・木下雄介投手を追悼 12球団全選手が14日の公式戦で喪章を着用
日本プロ野球選手会「木下選手の雄姿や無念を偲ぶ機会になれば」
日本プロ野球選手会は14日の公式戦で、今月3日に27歳で死去した中日・木下雄介投手を追悼し、12球団全選手が喪章を着用すると公式ツイッターで発表した。
選手会は「当会の提案に応えていただいた関係者の皆様に感謝するとともに、もうマウンドに立つことのない木下選手のかつての雄姿や無念を、たくさんの方々と偲ぶ機会になればと思います」と記している。
木下投手は独立リーグ・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスから2016年の育成ドラフト1位で中日に入団。2018年に支配下契約を勝ち取り、1軍で14試合に登板。翌2019年は5試合、昨年は18試合に登板し、プロ初セーブもマークした。
今季は3月のオープン戦で右肩を脱臼。4月に右肩前方脱臼修復術とあわせて右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)も行い、復帰に向けリハビリを続けていた。プロ通算37試合で0勝0敗1ホールド、1セーブ、防御率4.87。
(Full-Count編集部)