電撃移籍の中田翔、巨人での初打席は四球 6回代打で登場も1度もバット振らず

6回に代打で登場した巨人・中田翔【写真:荒川祐史】
6回に代打で登場した巨人・中田翔【写真:荒川祐史】

日本ハムから移籍2日目、1軍登録され円陣の声出しも

■巨人 ー DeNA(21日・東京ドーム)

 シーズン中の電撃トレードで日本ハムから巨人へ移籍した中田翔内野手が21日、1軍登録され、同日のDeNA戦の6回に大城の代打で初出場。1死一、二塁の場面で左腕・砂田からストレートの四球を選んだ。背番号10の新たなユニホーム姿をファンに披露し、試合前の円陣では声出し役を務めた。

 プロ14年目の中田は、今季日本ハムで39試合に出場、打率.193で4本塁打という大不振だった。急性腰痛を発症するなど2度の登録抹消を経て、8月にはエキシビジョンマッチ試合前に同僚へ暴力をふるった事が発覚、球団は1、2軍全試合への出場停止処分を下し、11日付でNPBからも「出場停止選手」として公示されていた。20日になって巨人への無償トレードが成立、日本ハムが処分の解除を届け出ていた。

 中田は昨季、31本塁打、108打点で5年ぶりにシーズン30本塁打をクリア、3度目のパ・リーグ打点王に輝いている。新天地での巻き返しはなるだろうか。

【画像】鋭い表情で巨人での初打席に臨んだ中田翔の様子

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