本塁打でダイヤモンド一周中に乱闘発生 前代未聞の混乱が「これはクレイジー」
米マイナーリーグで起きたカオスな事態…2ラン放ってベースランニング中に…
本塁打を放った打者がダイヤモンドを一周している最中に、まさかの乱闘が発生した。3日(日本時間4日)に行われた米マイナーリーグ・ダイヤモンドバックス傘下3Aリノ-マリナーズ傘下3Aタコマの一戦。二塁を回ったところで小競り合いが起き、両軍入り乱れた前代未聞の事態に。ファンからは「これはクレイジー」「なんてこった」との声が上がった。
7回無死一塁で、リノの4番ヘンリー・ラモスが右翼フェンス越えの一発を放った直後だった。悠々と走りながら、二塁ベースを蹴ったところでタコマの遊撃手ドノバン・ウォルトンと何やら言い合い。ラモスは足を止めずに三塁へ向かったが、激怒したウォルトンは走って接近。ラモスがヘルメットを投げつけて先制攻撃すると、両軍ベンチから選手らが飛び出して乱闘に発展した。
地元ラジオ局「98.7 Arizona Sports」によると、当事者の2人を含め、両チーム合わせて5人が退場処分に。ラモスは本塁ベースを踏まなかったが、2ランが認められたことにも触れた。米メディア「バースツール・スポーツ」がツイッターで公開した動画には、ファンから「野球選手たちが闘う姿は本当に恥ずかしい」「刺激的だな」とのコメントが並んでいた。