阪神・西勇輝が平成生まれ2人目の通算100勝達成 5回1失点で“8度目の正直”
6試合連続本塁打中だった鈴木誠也は不発で7戦連発ならず
■阪神 4ー1 広島(10日・マツダスタジアム)
阪神の西勇輝投手が平成生まれでは史上2人目となる通算100勝を達成した。10日にマツダスタジアムで行われた広島戦に先発して5回5安打1失点と好投。チームも4-1で勝利し“8度目の正直”で100勝に到達した。
初回に1点を先制してもらった西勇だったが、直後に坂倉の犠飛で同点に追いつかれた。2回以降も毎回のように走者を背負う苦しい投球となったが、粘りの投球で得点を与えずに5回を1失点で投げ抜いた。
すると、6回に西勇の代打で打席に立ったサンズが勝ち越しの適時打。さらに中野にも適時打が出てリードを広げた。西勇の後を受けたリリーフ陣も広島打線の反撃を許さずに逃げ切り、西勇が今季5勝目をマークした。
西勇は6月18日の巨人戦で今季4勝目をマークして100勝に王手をかけた。だが、その後は自身6連敗を喫するなど、足踏みが続いていた。この日が王手をかけてから8度目の登板だった。通算100勝はプロ野球140人目。平成生まれでは巨人・菅野智之投手に続き2人目となった。
また、プロ野球タイ記録の7試合連続本塁打にあと1試合と迫っていた広島の鈴木誠也外野手は不発。第1打席は四球、第2打席は遊ゴロ、第3打席は申告敬遠、第4打席は三ゴロと2打数無安打2四球でノーヒットに終わった。
(Full-Count編集部)