大谷翔平、ライバル不発でHR王争いリード広げる 44号でゲレーロJr.&ペレスと2差
大谷は初回に打球速度185キロの爆速ライナー弾を放つ
エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・投手」で出場し、初回の第1打席で44号ソロを放った。リーグ2位で追うブルージェイズのゲレーロJr.とロイヤルズのペレスはこの日不発で、42本塁打のまま。再び2本差となり、一歩抜け出そうとしている。
大谷は初回1死、左腕バルデスの内角シンカーを振り抜くと、打球は右翼席への弾丸ライナー。打球速度114.7マイル(約184.6キロ)と速く、飛距離368フィート(約112.2メートル)、角度22度だった。投手としては4回途中9安打6失点で降板し、メジャー4年目で初の2桁勝利となる10勝目はお預けとなった。
シーズン終盤になってライバルたちが強烈な追い上げを見せる中、4試合ぶりの貴重な一発。ゲレーロJr.はこの日のオリオールズ戦で中前打を放ったもののアーチは出ず。ペレスもツインズ戦で4打数無安打に終わった。残り20試合前後となる中、本塁打王争いは熾烈を極めている。
(Full-Count編集部)