大谷翔平は「いつも対戦したいと思える投手ではない」 4回途中KOも敵将が賛辞
「2番・投手」で先発も4回途中KO、攻略した側はどう見ていた?
■アストロズ 10ー5 エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手について、10日(日本時間11日)の試合で対戦したアストロズのダスティ・ベイカー監督が賛辞を送った。大谷はこの試合、3回1/3を投げ6失点KO。攻略に成功した側の敵将も大谷については「いつも対戦したいと思える投手ではない」と対策に頭を巡らせていたようだ。
試合ではエンゼルス2点リードの3回、アストロズが大谷に襲い掛かった。アルトゥーベの左翼線二塁打などで2死三塁とし、ブレグマンの中前打で1点差。さらにアルバレスが右翼フェンスを直撃する適時二塁打を放ち、同点とした。コレアにも中前適時打と、長短3連打で一気に逆転した。
この打線の繋がりにベイカー監督は「極めて素晴らしかった」と満足げ。5月11日(同12日)の前回対戦で大谷に10個の三振を奪われた当時と比較し「彼(大谷)は前回ほど三振を奪えていなかった」と違いを分析した。
大谷はこの日「2番・投手」で出場、1回に44号先制ソロを許したことについて「(大谷は)開始早々に本塁打を打ったが、フランバー(先発のバルデス)が良く戦った」。大谷個人には3回、4回と四球を与えたが、チームを勝利に導いた戦いぶりに満足そうだった。
(Full-Count編集部)