大谷翔平のMVPは当確? ゲレーロJr.が3冠王でもMLB公式アナリスト「楽勝で獲る」
アドラー記者「MVPにおいては重大な偉業が考慮に入れられるべき」
エンゼルスの大谷翔平投手が、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手、ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手と熾烈な本塁打王争いを続けている。現在、本塁打数トップはゲレーロJr.の46本。1本差でペレスが追い、大谷は2本差の44本塁打となっている。(18日現在)
本塁打王争いと共に、気になるのが、大谷が最有力候補とされるMVP争い。MLB公式サイトでは番記者らが論戦を展開し、仮にゲレーロJr.が本塁打王だけでなく3冠王を獲ったとしても、MVPは大谷が「楽勝で獲る」と展望している。
「ブラッドJr.にとって、3冠王=MVPとなるか?」との見出しで掲載されたMLB公式サイトの展望記事。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者、デビッド・アドラー記者、アナリストのマイク・ペトリエロ氏、編集者のアリソン・フッター氏がMVP争いについて、それぞれの意見を論じている。
「2人の本当に素晴らしい選手が2つの全く違う方向で素晴らしい。ただただ素晴らしい争いだ」と評するアドラー記者は「MVPにおいては重大な偉業が考慮に入れられるべきであり、10年近く達成されていない3冠王もそれに該当するが、オオタニのシーズンはMLBの歴史で唯一無二のものだ」とし、大谷がMVPに相応しいとする。