大谷翔平がアーチ放つと試合に大敗する? ソーサに並ぶ“ちょっと悲しい記録”
8回先頭で誰もが確信する特大136メートルの弾丸45号
■アストロズ 10ー5 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのアストロズ戦で、10試合ぶりの一発となる45号ソロを放った。ただ、試合は序盤から劣勢で5-10で大敗。データを専門に扱う米国のスポーツテクノロジー会社「スタッツ・パフォーム」は、大谷のアーチにまつわる“ちょっぴり悲しい記録”を紹介している。
大谷は8回先頭、右腕・ハビアーが投じた94マイル(約151.3キロ)の真っ直ぐを一閃。打球は弾丸ライナーで右翼スタンドの中段に飛び込んだ。打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、445フィート(約135.6メートル)の特大弾。それでも5点ビハインドの状況で“焼け石に水”。プレーオフ進出の可能性がなくなったチームは、今季79敗目となった。
打っても勝てない……。そんな光景は、1度や2度じゃない。同社は公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニがHRを打ちながらも最終的にチームが4点差以上で敗れた試合が今回で今季13度目」と紹介。この記録は、メジャー通算609発のサミー・ソーサが1999年に63本塁打を放った際と同じ“空砲ぶり”だとも添えた。大谷も素直に喜べない一発は、もう十分だ。
(Full-Count編集部)