大谷翔平、今季最後のカードで先発の可能性も マドン監督「会話して決める」
27日のマリナーズ戦で103年ぶりの「10勝&10本塁打」に挑む大谷翔平
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのアストロズ戦に「2番・DH」でスタメン出場する。試合前にはジョー・マドン監督が今季最後のカードとなる敵地でのマリナーズ3連戦で二刀流右腕を先発させる可能性について言及した。
現在、ブルージェイズのゲレーロJr.、ロイヤルズのペレスと熾烈な本塁打王争いを繰り広げている大谷。タイトル争いとともに、投手として9勝をあげ、2桁10勝に王手をかけており、26日(同27日)の本拠地マリナーズ戦に先発する予定となっている。
10勝目をマークすれば、両リーグでは1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成に。ニグロリーグを含めても、1922年にブレット・ローガンが14勝&15本塁打をマークして以来99年ぶりのMLB記録となる。
エンゼルスはすでにプレーオフ進出の可能性は消滅しており、残り試合は“消化試合”になる。10月1日(同2日)からの今季最後のカードとなるマリナーズ戦で大谷が先発する可能性を問われた指揮官は「可能性はある。まだ決めていないがね。(決断には)いろんなことが要素としてある。彼と会話をして決めるというこの1年通してきた方針を続けるよ」とコメントした。
仮に次回登板で偉業達成とならなくとも、大谷が希望すれば、もう1度、記録に挑むチャンスが生まれる可能性もありそうだ。
(Full-Count編集部)