大谷翔平、本拠地ラストは“ウインク降板” 160キロ締めの7回10Kにファンは総立ち
7回1失点10奪三振の力投も今季10勝目は逃す
■マリナーズ 5ー1 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・マリナーズ戦で「2番・投手」で出場。7回10奪三振5安打1失点の好投も10勝目はお預け。それでも、最後の打者をこの日最速となる99.2マイル(約159.6キロ)の直球で空振り三振を奪い、本拠位はスタンディングオベーションで出迎えた。
渾身の1球だった。1点リードの7回に1死からケルニックに右越えへ同点ソロを浴びたが、2死からバウアーズには160キロの高め直球で空振り三振を奪い、今季4度目の2桁10奪三振をマーク。マウンドでは雄叫びを上げ拳を握りしめた。
先発の役目を終えた大谷には降板の際に、球場から大歓声が送られた。ベンチ前で審判から粘着物質取り締まりのチェックを受ける前には軽くウインクし充実感を漂わせた。
打線の援護なく10勝目はお預けとなったが、この様子を地元TV局「バリースポーツ・ウエスト」公式ツイッターも動画で公開し「私たちのMVP」と称えていた。
(Full-Count編集部)