両軍入り乱れる乱闘が勃発 死球の“報復?”スライディングで一触即発の事態に
アブレイユのスライディングで遊撃手のグッドラムと交錯
■Wソックス 8ー7 タイガース(日本時間28日・デトロイト)
27日(日本時間28日)に行われたタイガース対ホワイトソックス戦で、両軍が入り乱れる乱闘騒動が起こった。9回にアブレイユが二塁に滑り込んだ際のスライディングが火種となり、両チームの選手らが一斉にベンチから飛び出した。
この回1死で打席に立ったアブレイユは、タイガース5番手レーンから死球を受けて出塁。続くグランダルへの初球を捕手が弾くと、スタートを切った。二塁に滑り込んだアブレイユだが、ベース間近でのスライディングとなり、遊撃手のグッドラムと交錯。すぐに2人は言い争う形となった。
すぐに両チームの選手がベンチから飛び出して二塁ベース付近に殺到。外野のブルペンからも投手陣が一斉に駆け出し、両軍が入り乱れる乱闘騒ぎとなった。地元TV局「NBCスポーツ・シカゴ」のホワイトソックス専門ツイッター「ホワイトソックス・トーク」がこの一部始終を動画でアップすると「スライディングが遅い」「完ぺきにルールの範囲内のスライディング」「本当にスライディングが遅い。グッドラムが怒るのも当然だ」「あのスライディングはプレーする上で必要だ」と賛否の声が寄せられていた。