上原浩治の東京ドーム復活登板をMLB公式が特集「割れんばかりの大喝采」

昨季までカブスに所属していた上原の日本復帰が米国でも話題に【写真:Getty Images】
昨季までカブスに所属していた上原の日本復帰が米国でも話題に【写真:Getty Images】

上原がもたらしたものは…高い奪三振率とハイファイブ!

 20日の日本ハム戦で、3426日ぶりに東京ドームのマウンドに上がった巨人の上原浩治投手。7回から3番手としてマウンドに上がる時、場内に懐かしい名前がコールされると、球場は大歓声で包まれた。この感動的なシーンを、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が特集記事を組んでいる。

 メジャーで積み上げた功績の大きさだろう。MLB公式サイトが異例の特集を組んだ。「2008年以来初めて東京ドーム帰還のコウジ・ウエハラに割れんばかりの大喝采」というタイトルで、3426日ぶりの東京ドーム登板を動画入りで紹介している。

 上原は2009年にオリオールズ入りし、レンジャーズ、レッドソックス、カブスと4球団で9シーズンを戦った。当初は先発だったが、中継ぎへ転向。セットアッパーとして頭角を現すと、レッドソックス入りした2013年には守護神として活躍し、ワールドシリーズ優勝の立役者となった。記事では、メジャー屈指のリリーバーとなった上原が“もたらしたもの”として、通算10.7を誇る高い奪三振率と思い切りのいい「ハイファイブ」を挙げている。守護神として試合を締めくくった後の上原が、豪快なハイファイブでチームメイトたちを迎える姿はトレードマークともなった。

 4月には43歳を迎えるが、上原は「まだ打者の面目を潰し終えていない」と指摘。10年ぶりに戻った古巣・巨人の東京ドームで、万雷の拍手と上原コールで出迎えられる映像を紹介した。

 日本復帰を大々的に報じられたことからも、上原がメジャーで残したインパクトの大きさが窺い知れるはずだ。

(Full-Count編集部)

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