大谷翔平、“弾丸”適時三塁打で先取点 8三塁打はリーグ単独トップ、100打点に王手
敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間1日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は9月30日(日本時間1日)、敵地・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右翼線へ先制の適時三塁打を放ち、2試合連続安打をマークした。シーズン8三塁打はリーグ単独トップに浮上した。
初回無死一塁。新人右腕オットーの甘く入ったチェンジアップを逃さなかった。右翼線への先制適時三塁打。打球速度106.7マイル(約171.7キロ)の弾丸だった。一塁走者マーシュが生還して、今季99打点をマーク。日本人選手では2007年松井秀喜以来14年ぶりのシーズン100打点に王手をかけた。
シーズン8三塁打はリーグ単独トップ。メジャー全体でもダイヤモンドバックス・ペラルタに並んだ。続くウォルシュの左前適時打で生還。初回5得点のビッグイニングを演出した。
前日29日(同30日)の同戦では「1番・指名打者」で先発出場し、史上6人目の「45本塁打&25盗塁」を達成した。6回の第3打席で一塁内野安打を放ち、その後に二盗を記録。シーズン25盗塁として、大リーグでは15年ぶりの偉業を決めた。5打数2安打2盗塁だった。
今季の残り試合は打者に専念する。試合前までリーグ3位の45本塁打。両リーグ最多48本のロイヤルズ・ペレスとは3本差だ。8試合ぶりの一発で迫りたいところだ。