走者愕然「俺なら一塁コーチを責める」 語り継がれる“隠し球”は「IQ1000のプレー」

ロッキーズで活躍したトッド・ヘルトン【写真:Getty Images】
ロッキーズで活躍したトッド・ヘルトン【写真:Getty Images】

2013年9月20日のロッキーズ-カージナルス戦で飛び出した“秘技”

 伝説の「隠し球」が再び話題を集めている。2013年9月19日(日本時間20日)のロッキーズ-カージナルス戦で起きたワンプレーを、米スポーツ局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」がインスタグラムに投稿。走者の油断を利用した頭脳プレーに、ファンからは「IQ1000のプレー」「伝説の牽制」と驚きの声が上がっている。

 初回2死一塁、ロッキーズ投手のロイ・オズワルトは、一塁へ牽制球を投じた。捕球した一塁手トッド・ヘルトンは、すぐさま投手に返球するふり。一塁走者だったカージナルスのマット・カーペンターが手に付いた土を払おうと立ち上がり塁を離れた瞬間、ヘルトンはすかさずタッチして見事に「隠し球」を成功させた。

 このプレーにファンからは「野球は見ないがこれは最高だ。彼は恥ずかしいだろうね」などと大きな反響。さらに「一塁コーチの責任だ」「俺なら一塁コーチを責める」「コーチが何を言おうかなんて関係ない。あんな風にベースを離れるべきではない」といった声も寄せられた。日本のプロ野球でも佐伯貴弘が横浜(現DeNA)時代に3度も成功させるなど、難易度の高い“秘技”。伝説のアウトは、時が経っても色あせないようだ。

【実際の映像を見る】恥ずかしすぎる一塁走者… 伝説の“隠し球”が発動した瞬間

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY