ソフトバンク、高谷裕亮の現役引退を発表 今オフに戦力外通告、ポスト就任を打診

戦力外通告を受けていたソフトバンク・高谷裕亮【写真:福谷佑介】
戦力外通告を受けていたソフトバンク・高谷裕亮【写真:福谷佑介】

左膝の怪我を抱え、今季は20試合の出場にとどまっていた

 ソフトバンクは31日、高谷裕亮捕手が今季限りで現役を引退すると発表した。39歳の高谷は球団から来季の契約を結ばない旨を通告され、ポスト就任を打診されていた。

 高谷は栃木・小山北桜高から富士重工へと進んだものの、左膝の怪我に悩まされて一度は選手の道を断念。ただ、野球への情熱を捨てきれずに浪人の末に白鴎大に進み、2006年の大学生・社会人ドラフト3位でソフトバンクに入団した。

 プロ入り後も正捕手の座はなかなか掴めなかったが、控え捕手としてチームにとっては欠かせぬ存在に。2015年には自身最多の93試合に出場した。ただ、近年は長らく悩まされ続けてきた持病の左膝痛を抱えてのプレーとなり、出場機会は減少。今季は20試合の出場に終わっていた。 

 26日に来季の契約を結ばない旨を球団から通告され、進退を保留していた。その際に球団からはコーチ就任の打診を受けていた。

(Full-Count編集部)

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