松井秀喜氏がヤンキース歴代最高の「55」 MLB公式決定、「19」田中将大は選出漏れ
デレク・ジーター、ベーブ・ルースらレジェンドだらけ
ヤンキースの背番号別歴代最高選手として、「55」では松井秀喜氏が選ばれた。MLB公式が、選手として残した価値や世界一に輝いたかどうかなどを元に選出。松井氏について「ヤンキースでプレーした7年間で、ゴジラは傑出した外野手、指名打者だった。ヤンキースが27度目の世界一に輝いたことでワールドシリーズMVPに輝き、最後を締めくくった」との理由が挙がった。
ヤンキースには多くの永久欠番が存在し、「1」から「9」までは全て埋まっている。田中将大(現楽天)が背負った「19」は、デーブ・リゲッティを選出。1981年の新人王であり、1983年にはレッドソックス相手にノーヒットノーランを達成したこと、ヤンキース時代に224セーブを挙げたことなどが評価された。
○主な背番号別歴代最高選手と寸評
「2」デレク・ジーター
資格取得初年度での殿堂入り選手。ジーターは(現役生活20年間の)1995~2014年の間にフランチャイズを5度の世界一に導いた。
「3」ベーブ・ルース
端的に言って、ルースは球界史上最も傑出した選手だった。
「4」ルー・ゲーリッグ
稀にみる体の頑丈さを備えたパワーヒッターの一塁手。2130試合連続出場を果たしたアイアン・ホース(ゲーリッグの愛称)はMVPを2度受賞し、生涯打率.340、1934年には3冠王に輝いた。
「5」ジョー・ディマジオ
優雅なヤンキー・クリッパー(ディマジオの愛称)は打率においても本塁打数においても衝撃的な打者であり、強力かつ正確な送球を駆使して外野から鋭い目を光らせた。
「6」ジョー・トーリ
チームを6度ワールドシリーズに導き、12年間の在任期間中に1度もプレーオフ進出を逃さなかった。
「7」ミッキー・マントル
ワシントンDCにあった「球場(グリフィス・スタジアム)で565フィート(約172メートル)の本塁打を放ち、『Tape-measure Homerun』(特大ホームランの球界用語)という言葉が生まれた。
(Full-Count編集部)