DeNA今永、2年ぶり開幕投手に名乗り「マウンドに立つことをイメージしながら」

自主トレに励むDeNA・今永昇太【写真:球団提供】
自主トレに励むDeNA・今永昇太【写真:球団提供】

昨季は左肩手術のリハビリで出遅れた「とにかく1年間ローテーションを守ること」

 DeNAの今永昇太投手は19日、高知市内で自主トレを行った。報道陣のオンライン取材に応じ、2年ぶり3度目の開幕投手へ意欲を燃やした。3月25日の広島戦(横浜)へ向け、「マウンドに立つことをイメージしながら常に過ごしています。強力なライバルがたくさんいる。自分がやる気持ちを持ちながら、他に素晴らしい投手がいることも認識しながら、競いあっていければいい」と意気込みを語った。

 2019、2020年と2年連続で大役を務めてきたが、昨季は左肩手術を受けた影響で出遅れた。「とにかく1年間ローテーションを守ること。どれだけ勝つことができたかに重点を置いていきたい」と勝利数にこだわっていく考え。「チーム全員から『こいつでいいよな』と思われないといけない。それが開幕投手の理想像かなと思います。野手の人やスタッフの人からも『今永しかいない』と思われなければ意味がない。野球以外もしっかりしないといけない」と語った。

 昨年はキャンプもリハビリだったが、今年は3回ほどブルペン入りしているという。「後ろに下がることなく、着実に進んでいる。この時期に野球ができているのはいいこと」と充実した表情。「キャンプに入ったら、ビシッと投げられる状態にしないといけない。そういう状態に持っていければ。できれば(2月1日に)入りたいなと思います」。エース復活へ前を向いていた。

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