山崎康晃が1位に肉薄、下位には“伝説”2人も…ハマスタでの「セーブ数」TOP10
山崎は2015、2018年には37セーブを挙げている
DeNAの本拠地・横浜スタジアムは昨夏、東京五輪の野球の会場になり、侍ジャパンが金メダルを掲げた歓喜の地となった。1978年の開場以来、公式戦2688試合が行われたこの地で今季、山崎康晃投手に通算セーブ数トップの期待が懸かる。ここでは横浜スタジアムの個人通算セーブ10傑を見ていく。
堂々のトップは「ハマの大魔神」と呼ばれた佐々木主浩の95セーブ。最多タイの5度の最優秀救援投手に輝くなど最終回のマウンドに君臨し続けた。その絶対的な存在に17セーブ差に迫っているのが山崎康晃だ。新人だった2015年から守護神を任され5年間で4度30セーブ以上をマーク。2019年には最年少で150セーブを達成した。
2020年途中に不振のため中継ぎに配置転換。2021年も中継ぎからのスタートと苦渋の2年間を味わったが、再び抑えに返り咲けば「大魔神」の記録更新は見えてくる。
他の現役選手では、5位に山口俊(44セーブ)がいる。特筆すべきは6位の岩瀬仁紀。中日一筋20年で407セーブを挙げた鉄腕のランクインは、敵地でもいかに安定した成績を長年残し続けていたかが分かる。さらに、現ヤクルト監督の高津臣吾も7位に入った。トップ10では他に、斉藤明夫やクルーン、遠藤一彦、中山裕章、斎藤隆の名前が並んだ。