清原、秋山、カブレラ、中村剛也… “西武球場”で1番多くHRを打ったのは?
1位は中村で210本、秋山、清原、カブレラの順になっている
西武ライオンズが誕生した1979年に開業した西武球場。1998年に西武ドームとなり、2005年以降はネーミングライツによって名称がつけられ、今季から「ベルーナドーム」になる。これまでに飛び出した本塁打は5569本。ここでは数々のスラッガーがアーチを架けてきた西武の本拠地での本塁打数トップ10を見ていく。
西武球団になってからの43年間で日本一10度、リーグ優勝18度。一時代を築いた西武からは6人が計14度本塁打王になっている。多くの長距離砲が所属した中でトップに立つのは、現役で今季21年目を迎える中村剛也内野手。通算442本塁打のうち、半数近い210本塁打を本拠地で放ってきた。今後どこまで本数を伸ばすだろうか。
2位は秋山幸二氏の168発。1987年に43本で本塁打王になるなど西武時代に152本、1994年に移籍したダイエーでも16本を叩き込んだ。続いたのが秋山氏と“AK砲”を形成した清原和博氏で167発。NPB歴代5位の525本塁打を放ちながら本塁打王を手にできなかった“無冠の帝王”は、全て1986年から96年まで11年間在籍した西武時代に記録した。
4位はアレックス・カブレラ氏で151本。丸太のような腕から長打を連発した助っ人は2002年に当時日本最多の55本塁打を放ち年間MVPに。2005年には横浜(現DeNA)の三浦大輔(現監督)からNPB史上最長とも言われる推定180メートル弾を放っている。
他にはチームリーダーとして黄金時代の西武を引っ張った石毛宏典氏、現役では2018年&19年本塁打王の山川穂高内野手、現在は巨人に所属する中島宏之内野手、楽天の浅村栄斗内野手もトップ10に入っている。