エンゼルスが大谷翔平“相棒”と再契約 救援右腕はナショナルズと1年契約合意
カート・スズキ捕手は年俸2億円で合意し、身体検査の結果待ち
エンゼルスがカート・スズキ捕手と再契約したと、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。「ファンサイデッド」のロバート・マレー記者によると、1年175万ドル(約2億円)で合意し、現在身体検査の結果待ち。今季も大谷翔平投手の“相棒”となりそうだ。
スズキは昨年1月にエンゼルスと1年150万ドル(約1億7000万円)で契約。2017~2020年は素晴らしいシーズンを送り、ナショナルズで2019年にワールドシリーズも制覇したが、2021年はスランプに陥り、期待外れのシーズンに終わった。
シーズン途中にはマックス・スタッシーに先発マスクの座を明け渡すようになった。スタッシーは昨年、平均以上の打撃と素晴らしい守備でfWAR2.9を記録するなど活躍。今年もスズキは控え捕手の座に就くと予想されている。低迷したシーズン明けで38歳のスズキにお金を使ったことになるが、今年の捕手のFA市場は極めて薄かったと記事は指摘している。
一方、同サイトによると、ナショナルズはスティーブ・シーシェック投手と1年契約で合意したことを、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が伝えた。MLB公式のマーク・フェインサンド記者は、契約は175万ドル(約2億円)+50万ドル(約6000万円)の出来高だと報じた。
シーシェックは2011年以降、短縮シーズンとなった2020年を除いて、毎年44イニング以上に登板。2010年のデビューから通算668試合に投げ、防御率2.85。2020年を除けば、防御率3.58を超えたシーズンはなかった。昨年3月にエンゼルスと1年100万ドル(約1億2000万円)で契約。74試合に投げて防御率3.42、四球率がキャリア最低に沈んでいた。
またMLB公式のマーク・フェインサンド記者はツイッターで、ホセ・イグレシアス遊撃手がロッキーズと1年500万ドル(約5億9000万円)で契約に合意したことを明かした。
(Full-Count編集部)